麻雀のことをメインに書いていたぶろぐ

Mリーグを楽しむ日々でございます。お手柔らかに。

たまには麻雀以外の話でも

kazukichixさんがプチ復活して最近のオススメのものを紹介してくれているので、私も便乗してオススメものについて話そう思います。

 

オススメの漫画

高台家の人々森本梢子作)

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「ごくせん」の作者が描いた不可思議ラブコメディ。ヒロインの平野木絵は30歳になったばかりのOLで趣味は妄想。容姿は地味ですが、根は明るく相当な天然ボケ。そんな木絵にある日イケメン社員・高台光正が告白をしてきます。なんと光正は人の心をよめるテレパスで、木絵の妄想を覗き見して惚れてしまったのです。そんな二人を中心にテレパス一家?の高台家が織りなす物語です。

とにかく木絵の妄想がおもしろい!おもわずクスクス笑ってしまい、なんでやねんとツッコンでしまいます。人の心を読めることで他人との付き合い方に悩んできた光正だからこそ、木絵の魅力に気づいたのでしょう。光正が木絵にテレパスだと告白してから終わりにかけてのシーンは木絵のよさが出ていてとても好きなシーンです。

作者の森本梢子先生は(黒髪)イケメンを描くのが本当にお上手で、カラーの高台家の方々は惚れてしまいそうになります。「高台家の人々」の次作である「アシガール」のヒーローもめちゃくちゃかっこいいです。惚れます。が、それをは逆にふっきれてヒロインは地味に描くのもお上手なんです。ヒロインを馴染みやすくしているあたりが少女漫画とは違うところかなと思います。

全6巻で割と気軽に読めると思いますので、笑いを求めているときは是非読んでみてください!くれぐれも電車の中で読まないように気をつけてください!

 

レベルE冨樫義博作)

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「HUNTER × HUNTER」「幽遊白書」の作者である冨樫先生の名作中の名作。先生が「アシスタントを使わず全て一人で自分の描きたいことを描くとどうなるのか」をテーマに描いた作品で、ジャンプ作品にも関わらず異例の月1での連載だったそうです。冨樫作品が好きな人にはたまらない1作。

山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開されます。全ての作品が世界設定を共有しているものの各編毎の繋がりは薄く、1話だけでも楽しめるようになっています。(シリーズ物として関連性の高い作品もあり)

「HUNTER × HUNTER」が大好きで、冨樫先生は頭がいいなーとよく思っているのですが(あまりついていけてはない)、レベルEは先生の趣味がぎゅっと詰まっているからか、頭のよさも相変わらず感じるし、短編集で全2巻しかないのにすごく内容の濃いものになっていると思います。

冨樫先生の絵が気にならない人は読んで損はないですよ!

 

スキップビート(仲村佳樹作)

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あらすじ(wikiより)高校にも行かず日夜バイトに明け暮れる主人公・最上キョーコは、幼馴染であるロックミュージシャン・不破尚と同居し、生活費を一人で賄っていた。歌手志望で家出同然に上京した尚に献身的に尽くすことが無上の喜びだったが、尚がデビューし超人気歌手となった後は次第に距離が開いてきていた。

そしてついにある日、自分が単なる家政婦代わりに上京させられたことを知り、あっさりと別れを告げられる。捨てられてしまったキョーコは失意の中で尚に復讐すべく、芸能界入りに挑戦する決意を燃やす。執念と根性で無理を通し、オーディションの一次審査を通過するが、続く二次審査で「愛する心」と「愛されたいと思う心」が欠けていることを露呈してしまい、落選してしまう。しかし、キョーコの才能を見抜いた芸能事務所の社長・ローリィ宝田は彼女を採用し、キョーコの「愛する心・愛されたいと思う心」を補うべく「ラブミー部」というグループを作り、キョーコをそこに所属させる。かくして芸能界入りを果たしたキョーコは、尚への復讐のために芸能界生活をスタートさせる。

私が中学生のときに「花とゆめ」を買い始めたときから連載している漫画で、当初は絵が好みではなくほとんど読んでいなかった作品でした。でも、数年前に電子書籍サイトで1~10巻無料になっていたときがあって、試しに読んでみたらアレよアレよという間にはまってしまい、気づけば44巻全て購入していましたw年1、2回ほどふらっと読みたくなる時があって、読むたびに面白さが増す漫画です。ちなみにまだ連載していますw

なんでここまでハマってしまったのかというと、①キョーコの主人公属性と意外性、②ヒーロー敦賀蓮という人物の2面性なのかなと思います。①については、芸能界に入ることでお芝居の魅力に気づいたキョーコの芝居の才能はさすが主人公属性さを感じるのですが、尚に捨てられたことで愛を失ってしまったせいで、いわゆる少女漫画チックな展開になかなかならないんですよね、それがストーリーを面白くしています。キョーコが捻くれている(意外性の部分)せいで、お話し(恋愛)がなかなか進まないのはヤキモキするんですが、1つ1つの話を丁寧に描いてくれていて何度でも読み返したくなっちゃいます。ちなみに私は主人公が何かの才能に恵まれていてそれを開花させる話が大好物です。

そして②ですが、実質的にヒーローといえる存在の敦賀蓮は、人気・実力ともに芸能界一の俳優で、一見少女漫画のヒーローっぽい感じがするんですが、この人も相当曲者なんですよ!2面性の内容を書いてしまうとかなりネタバレになるので割愛しますが、蓮もキョーコ以上に後ろに抱えているもの過去が重く、恋愛面でストーリーが進まない要因の一つになっています。その分、過去が掘り下げられていくなかで魅力的な人物になるんですけどね。

こんなに熱く語りましたが、既刊44巻ですので気軽にオススメ出来ない...満喫や白泉社のアプリ「マンガPark」で読んでみてください。絵に抵抗がなければ読めると思います。顎にツッコミを入れたくなる時が来るかもしれません。

 

もっといっぱい好きな漫画はあるのですが、とりあえず今日はこの辺で。

 

それと最後に....

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誠一さん、最強戦2020ファイナル進出決定おめでとうございます!いやー、逆転劇がすごかった。流石です。