麻雀のことをメインに書いていたぶろぐ

Mリーグを楽しむ日々でございます。お手柔らかに。

エースの存在

 

みなさんこんにちは。

先週、母と愛犬の誕生日がありました。(同じ日なのです!)愛犬が犬用のケーキをむさぼる動画に癒されたnonstyleです。犬ってなんであんなに食べることに対して貪欲なのか....

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気づけばもう2月。Mリーグもあと4日でレギュラーシーズンが終了します。来週のブログ投稿時には、もう終わってしまっているわけですね。先週に引き続き、Mリーグはかなり盛り上がっています。

そのお話を今日は「エースの存在」という観点からお話していこうと思います。

 

エースの役割

チーム競技の中で「エース」は欠かせない存在。ポイントゲッターだったり、精神的支柱であったり、その役割は様々です。キャプテンとエースを分けて考えることも多いですが、Mリーグでは選手が3人しかいないので、キャプテンとエースが同義になることもしばしば。エースが活躍するかどうかはチームの命運を左右するといっても過言ではありません。

これまでの試合を見ていると、各チームによってエースの起用の仕方は様々です。

我らが風林火山は、エースが誰かを明確に決めていないチームなのですが、それ以外のチームの中には明確にエース的ポジションの選手がいるチームもあるので、その選手の起用の仕方も含めて紹介します。

 

各チームのエース紹介

セガサミーフェニックス 近藤誠一

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このブログを読んでいるみなさまは既にご存知近藤選手。自身の所属団体でのタイトル戦(最高位戦)でここ6年で4度優勝。去年はプロアマ混合大会で一番有名なタイトル戦「最強位」戦でも優勝し、最高で最強の称号を得た男。理論ではなく、感覚を重視して打つ麻雀にMリーガーも翻弄されている。

 

こんな感じの選手。関西弁も耳ごごちよく、面白く話してくれるところも好感度高し。mmforhtnさんが求めるイケてるおじさまにランクインするかもしないかも。

 

セガサミーでは、近藤選手を温存気味で序盤を過ごし、終盤で起用することが増えています。

先週のブログで紹介したように、1月は一番の勝負所となる2連戦で2トップ、先週も2連戦でトップ2着ととるなど、セガサミーをファイナルシーズンに進出させるために、まさにエース選手として活躍しています。

 

KONAMI麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人

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 「麻雀攻めダルマ」「歩くトーナメント」「ホンイツ評論家」「魔王」など様々なニックネームを持つ男。麻雀界で一番「もっている」男といえば、この佐々木寿人だろう。テレビ対局で初めて「地和」をアガり、またMリーグで記念すべき初役満国士無双」を上がったのもこの男。AbemaTV主催の年始の麻雀大会も2年連続で優勝し、テレビ対局では欠かせない存在だ。

 

こんな感じの選手。シンプルに自分の手配に忠実な麻雀を打ち、トップもラスも多い打ち手です。負けるときの豪快さは、あまりにも箱下ラスをとるのでその際に出される黒棒のことを「寿人棒」と呼ばれるほど。プロ対局を見てるひとなら「寿人棒」でだいたい通じてしまいます。緻密に捨て牌・相手の手配を読んでいく、園田選手勝又選手朝倉選手とは反対に、余計なことを考えない麻雀で見ていてすがすがしくなります。

 

KONAMI麻雀格闘倶楽部では、佐々木選手を序盤から積極的に起用しています。試合数はMリーグダントツ1位の35試合。レギュラーシーズンの1選手試合上限数は40試合なので、ほぼMAXで試合に臨んでいます。10,11月は佐々木選手の絶不調が原因でずーーーーっと圧倒的最下位に沈んでいましたが、12月の復調、そして1月のMリーグレコードを記録した特大トップにより完全復活し、ファイナル進出ボーダー争いに参戦してきました。まさに、「チームの命運はエースにあり」といった状態です。

 

 

赤坂ドリブンズ 園田賢

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Mリーグで一番評価が上がった選手の1人がこの園田選手兵庫県出身。灘高校→慶応大学を経て博報堂に入社。サラリーマンとMリーガーの二足のわらじを履く男。Mリーガーの中ではもっとも知名度は低かったが、鳴きを駆使したマジカルな麻雀を見せて、Mリーグのポイントランキング個人1位獲得期間がもっとも長く、いまや赤坂ドリブンズのエース的ポジションを確立。

 

こんな感じの選手です。inovativeさんが思わずツモり方を真似してしまう選手でございます。

 

他の選手とは一線を画すオリジナルな麻雀も魅力の一つですが、解説も緻密で感情豊かで私が好きな解説者の一人です。園田選手の「あいたー」っていう解説が好きです(だれにも伝わらないですね、これ)
 

赤坂ドリブンズでは園田選手を割と頻繁に起用しています。園田選手は16時まで仕事をしたあと、試合に臨むのでいつも出場するのは2試合目から。「21時からの男」と一時期話題にもなっていました。

しかし、ドリブンズの勝負所では2連投も任されるなど、監督から絶対的な信頼を寄せられています。

今週の月曜日も、監督の采配で2連投。ドリブンズがトップ争いに食い込めるか、ファイナルシーズン進出争いに巻き込まれるかの瀬戸際の試合だったため、仕事を休んで試合に臨みました。結果は、文句なしの2連勝!さすが、ここぞというときに頼りになる男、園田賢!(風林火山がまさかの2ラスでnonstyleの心に大ダメージを与えました)

 

渋谷ABEMAS   多井隆晴

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渋谷ABEMASのエースというより、麻雀界のエース的存在である選手。5歳で麻雀を覚え、アマチュア時代にある名誉ある大会で優勝したことをきっかけに、プロ入り。園田選手とは対照的にサラリーマンを辞めてプロ一本に絞った選手。20年以上麻雀の普及だけを考えて生きてきた男。十数年も前からMリーグができる日のことを考え、麻雀の実力だけではなく、解説力・トーク力を磨き麻雀界で唯一無二の存在になった。

 

こんな感じの選手。私はそこまで好きではないですが、人気・実力ともにNo,1の選手です!解説もトーク慣れしていて、おもしろおかしく話しながらも、重要な打牌は見逃さないので、Mリーグでは一番数多く解説者に起用されています。

 

渋谷ABEMASでは多井選手を序盤は温存し、リーグ戦終盤でかなり起用するようになってきました。残りの若手2選手には序盤でのびのび打ってもらい、終盤のポイントを意識した試合回しを多井選手に託すという戦術をとっています。多井選手もそのことは自覚していて、相当な覚悟を持って終盤の試合に臨んでいるのが、画面越しに伝わってきます。

今週の火曜日はその任された役割をしっかり果たし、2連投2トップ、しかもどちらも逆転してトップというエースっぷりで、個人成績総合1位を獲得、ABEMASをプラス域の3位にまで持っていくことに成功しました。(風林火山が2戦3着でnonstyleの以下省略)

 

おわりに

エース選手がしっかり活躍し、試合が混戦状態になっているってすごいことですよね。期待された役割をしっかり果たす、さすが21人しかいないMリーガーだと思います。

しかし、風林火山にとっては辛い週になっているのもまた事実。今日が今週ラストの試合。トップをとる風林火山の試合を久しぶりに見たいものです。

(すでに2時間ほどブログに費やしているため、終わり方が雑なのはご勘弁ください)

 

それはそうと、ついにMリーグから公式にレプリカユニフォームを購入することができるようになりました。価格は1万円。

ユニフォームとしては想定内の値段。が、買うのにすこし戸惑っていまう価格であるのも事実。ユニフォームを着て試合に応援しに行ける回数はそんなに多くない。

どうするべきか悩みますね。